日常を離れ、自然のエネルギーを全身で感じられる時間。
それが「パワースポット巡り」の醍醐味といえるでしょう。
古くから神聖な場所とされてきた地に足を運べば、そこはもう非日常の空間。
澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込めば、日頃の疲れも洗い流されていくかのよう。
心身をリフレッシュさせてくれる、そんな魔法のような時間を過ごせるのがパワースポットなのです。
あなたも、日本全国に点在する霊験あらたかな聖地へ、旅に出てみませんか。
普段の何気ない日常も、パワースポット巡りで新鮮な輝きを放ち始めるかもしれません。
目次
こんな人にお勧め!
- 日常にちょっと疲れ気味な人
- 自然の中でゆったり過ごしたい人
- 神社仏閣など聖地の雰囲気が好きな人
- 写真を撮るのが好きな人
- 一人旅を楽しみたい人
パワースポット巡り、聞いたことありますか?これは、自然や歴史好きな人にはもってこいの趣味なんです。
美しい山や海、歴史ある神社や寺など、日本には素晴らしいパワースポットがたくさんあります。
だから、自然の中で深呼吸したいな、とか、歴史的な場所で新しい発見をしたいな、と思っている人にはピッタリです。
また、日常の喧騒からちょっと離れたいと思っている人にも、この趣味は最高です。
新しい場所に足を運ぶことで、頭の中もすっきり。日常とは違う空間で過ごす時間が、心をリフレッシュしてくれるんですよ。
さらに、地元の魅力を再発見したいって人にもおすすめ。
意外と知らない、地元の素敵なスポットが見つかるかもしれませんよ。
それに、一人で行っても楽しいし、家族や友達と行っても盛り上がること間違いなし。新しい発見があるかもしれないし、共有の思い出も作れる。何より、一緒に楽しむことで、その場所の魅力が倍増するんです。
始めたきっかけ
![パワースポット巡りで周囲を散策する男性](https://hobby-discovery.com/wp-content/uploads/2021/03/d9b19423d90c89011dbe130ac2a94d53-1024x585.webp)
パワースポット巡りを始めるきっかけの一つとして、写真やSNSで見かけた美しい風景に魅了されたという人もいます。特にインスタグラムなどで見かけた美しい風景や神秘的な場所に一目惚れして、自分自身でその場所を訪れてみたいと思ったことが始まりであるという人も多いです。
旅行好きが高じて、パワースポット巡りを始めたという人も少なくありません。もともと国内外の観光地を巡ることが好きだった方が、ただ観光地を訪れるだけではなく、その場所の「力」を感じたいと考え、パワースポット巡りに興味を持ち始めたというケースがあります。
- 大学時代の散歩中、パワースポットとは知らずに立ち寄った神奈川県稲城市の穴澤天神社がきっかけ。この神社には湧き水と神仏を祀った洞窟がある。地元の方が水を汲みにやってきたり、洞窟内の神仏を拝んだりしていた様子に惹かれて、パワースポット巡りをするようになった。(20代 女性)
- 絶景や神社というテーマに関心があったからです。(30代 男性)
- 元々スピリチュアルに興味があり、さらに興味がわき、巡るうちに自分が直感で好きなパワースポットが増えたから。(20代 女性)
- 時間に余裕があったのと友達も行っていたからです。(30代 女性)
- ネットのグーグルマップで見ていたら行ってみたくなった。(40代 男性)
- 仕事やプライベートで恋愛がうまくいかないときに、仕事場の先輩からパワースポットの神社を教えてもらったのがきっかけでした。(30代 女性)
- 運気をあげるためにはじめました。(50代 女性)
- ブームになっていた頃に興味を持ち始めました。(40代 女性)
よかったこと・メリット
パワースポット巡りの醍醐味は、日常とは違う特別な空間に身を置けること。
それは大自然に囲まれた神聖な場所だけでなく、都会の喧騒に佇む由緒ある神社仏閣など、さまざまな場所に存在します。
森林浴で深呼吸する爽快感も、荘厳な社殿に参拝する厳かな気持ちも、どちらもパワースポットを感じる上で欠かせない体験。
日頃の慌ただしさから離れ、特別な時間の中で心が洗われていくのを感じられるはずです。
パワースポットを訪れるたび、その土地ならではの魅力に出会えるのも嬉しいポイント。
海や山など雄大な自然に抱かれた場所なら、豊かな生命力を全身で感じることができるでしょう。
一方、歴史ある建造物が佇む場所では、長い年月を経てなお残る荘厳な佇まいに感動を覚えるかもしれません。
現地の人々の暮らしに根付く、資料では感じられない空気感も味わえるのは、実際に訪れてこその喜び。
その土地だからこそ出会える魅力を発見できたとき、訪れた価値を実感できるはずです。
土地の歴史や、自然のパワーを感じられるので、行くだけでなんとなく元気になれます。
また、もともと日本史が好きだったので、いつも行きたいパワースポットの歴史や伝承を調べてから向かうので、歴史にも詳しくなりました。
(20代 女性 趣味歴5年以上)
(30代 男性 趣味歴1年~3年未満)
元気が無くても、自分が帰りたいと思うパワースポットでは元気をもらい、ふと単語や場所のイメージ、本で読んだことのあるフレーズなど閃きます。その時の閃きを特別大切にしていると、解決の糸口になったり、これから自分がすると良いことに繋がったりと、答え合わせのようで楽しいです。
(20代 女性 趣味歴3年~5年未満)
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
新鮮味を得ることによって、以前よりも日常生活に活気とメリハリがついています。
雑学程度ではありますが、行く先々で得た知識で見識が広がり、帰った後で友人や家族との雑談が盛り上がるようになってきています。
(40代 男性 趣味歴3年~5年未満)
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
(50代 女性 趣味歴1年~3年未満)
遠くまで足を運ぶ時は、それぞれの宿泊施設を比較するのもおもしろいです。
(40代 女性 趣味歴1年~3年未満)
残念なところも・デメリット
![パワースポット巡りを楽しむカップル](https://hobby-discovery.com/wp-content/uploads/2021/03/440dce5b05961eedc23da9f1e2316afb-1024x585.webp)
パワースポット巡りにもいくつか注意点があるのは事実です。
まず挙げられるのが、人気スポットの混雑っぷり。
マイナースポットならいざ知らず、有名どころのパワースポットともなれば人だかりは避けられません。
聖地のありがたみを感じる以前に、人混みにうんざりしてしまうこともしばしば。
メジャーな観光地化したパワースポットでは、スピリチュアルな雰囲気を味わうのは至難の業。
静寂な空間を求めるなら、穴場スポットを狙うのが賢明と言えるでしょう。
パワースポットは山間部や海沿いなど、アクセスが悪い場所も少なくありません。
マイカーがないと厳しい…なんてスポットも数多く存在するのが現状です。
行きたい場所が見つかっても、交通手段の確保で頭を悩ませることに。
レンタカーを借りるにも、また余計な出費がかさんでしまいます。
地図を片手に道なき道を進むなんて経験は、まさに足で稼ぐパワースポット巡りの醍醐味。
とは言え、道に迷って疲れ果ててしまっては本末転倒ですからね。
天候に左右されやすいのも、パワースポット巡りの難点と言えるかもしれません。
折角の感動的な絶景スポットも、生憎の雨に見舞われれば台無しに。
視界が開けた景勝地なら、強風に煽られるのも覚悟しなければなりません。
天気予報と相談しながら、出かける日を調整するのが賢明でしょう。
せっかくの感動が半減しないよう、空模様にはくれぐれも注意が必要ですよ。
お勧めの始め方・ステップアップの仕方
パワースポット巡りの基本は、実際に足を運んで体感すること。
最初のうちは、アクセスの良い近場のパワースポットから訪れてみるのがおすすめです。
まずは日帰りできる範囲で、聖地巡りの楽しさを味わってみるのが良いかも。
そうすれば自然と、もっと遠方のパワースポットにも思いを馳せられるようになるはず。
「行ってみたい!」と感じた場所に、一歩ずつ足を伸ばしていくのがステップアップの基本ですよ。
パワースポットを訪れる前には、しっかりと下調べをしておくのが鉄則。
行き方や所要時間、駐車場の有無など、最低限の情報は押さえておく必要があります。
人混みを避けたいなら、混雑予想も要チェック。
平日と休日、時間帯によっても変わってくるので、リサーチを怠らないのが賢明です。
その土地の伝承を予習しておけば、訪問時の感動もひとしおに。
入念な事前準備は、充実したパワースポット巡りに欠かせないファクターと言えるでしょう。
パワースポット巡りを本格的に楽しみたいなら、カメラは必須アイテム。
美しい景色をベストショットで残せば、あとからゆっくり思い出に浸れるもの。
スマホのカメラ機能に頼るだけでなく、デジタル一眼レフを携えるのもおすすめ。
本格的な構図や設定で臨めば、プロ顔負けの味わい深い1枚が撮れるかもしれません。
撮った写真をSNSにアップすれば、新たなパワースポッター仲間との出会いも。
素敵な聖地の写真は、会話も弾む最高の話題提供になるはずですよ。
お勧めの場所を教えて下さい
神社には湧き水と神仏を祀った洞窟がある。地元の方が水を汲みにやってきたり、洞窟内の神仏を拝んだりと温かい雰囲気があります。
瑜伽洞
神奈川県横浜市栄区の真言宗定泉寺境内にある人工洞窟で、自由に見学ができます。
1213年(建暦3年)にはすでに掘られていたと言われている歴史ある洞窟です。
壁面には、曼荼羅、十八羅漢、観音霊場などが彫られた地底伽藍が展開されていて、現在でもお坊さんたちが修行に訪れています。
春の桜、秋の紅葉に行くと写真を撮りたくなります。また、空気が良いので一日を充実して過ごすことができます。富士山は迫力があり、お勧めスポットです。
伊勢神宮参拝の帰りがけにフラッと寄りました。
どっっっしりと優しいご神木が忘れられません。
いつ思い出しても温かい気持ちになれます。
沢山のご神木を拝見して来ましたが、心打たれたご神木です。
山道で着くまで大変なのですが、そこだけ空気感が違いとてもパワーをもらい感動しました。四国八十八ヶ所のきっかけがなければ行く機会がなかったと思うのでよかったです。
周辺が荘厳な雰囲気に包まれた「神の島」と呼ばれる神社。
天皇陛下が参拝に訪れたこともある。縁結び、仕事運、健康運など多くのご利益が得られます。
都会の中とは思えない程緑に囲まれて静かな時と心地よい風を感じることができます。そこでしかてに入らない押し花つき御神籤は、ひいたあとしおりとしても使え香りが仄かに、感じられます。
とにかく自然が美しいと思えるところです。極上のリラクゼーションタイムを過ごせました。
始めるのにかかった費用・必要な道具
![パワースポットのルートを調べる女性](https://hobby-discovery.com/wp-content/uploads/2021/03/c5fe23b8616b1ff5b5071f7caa05657e-1024x585.webp)
パワースポット巡りを始めるのに特別な道具は不要ですが、ある程度の費用と趣味としてさらに充実させるためのアイテムが考慮されます。
基本的に、パワースポットを訪れる際は公共交通機関と徒歩で向かうことになります。
アクセス費用としては、電車やバスの運賃のみ。
とは言え、人里離れた場所など、タクシーでないとたどり着けないスポットも少なくありません。
片道数千円のタクシー代は痛手。
レンタカーを借りるとなれば、さらに出費はかさみます。
交通費だけで想定外の出費…なんてこともありがちなので、訪問先までの経路は入念に確認しておきたいもの。
マイカーを使うなら、ガソリン代も馬鹿になりません。
下道を使えば、高速代は浮くものの、その分ガソリンは食います。
レンタカーを借りるにしても、ガソリン満タンで返すのが原則。
「パワースポット巡りはガソリン代が痛い」…
車移動派の愛好家の嘆きは、尽きることがありません。
それでも自由気ままに聖地を巡れる喜びは、何物にも代えがたいもの。
マイカーがあれば、公共交通機関では行けない穴場スポットにもアクセス可能。
費用対効果を天秤にかけつつ、賢明に判断していきたいものですね。
宿泊費も馬鹿になりません。
朝早くから夜遅くまで、パワースポットに浸りたいなら、現地での宿泊は欠かせません。
聖地の近くに宿泊施設があれば言うことなし。
とは言え、人里離れた場所だと選択肢も限られるもの。
人気のパワースポットなら、予約の取れない宿や高級宿も珍しくありません。
リーズナブルに泊まれる宿を見つけるのに、一苦労するのはパワースポッターあるあるです。
カメラも忘れてはならない必需品。
パワースポットの感動を形に残すなら、一眼レフやミラーレスの本格カメラがおすすめです。
スマホのカメラ機能も侮れませんが、ボケ味のある写真は専用カメラでしか撮れないもの。
機材にこだわるなら、広角から望遠まで、何本かレンズを揃えたくなるところ。
カメラ選びに迷ったら、まずは手頃なエントリーモデルからスタートするのが賢明。
使いこなせるようになったら、徐々にグレードアップしていけば失敗もないはずです。
三脚も欲しいアイテムの1つ。
夜明け前や日没後の幻想的な景色を、ブレなく撮影できるのは三脚あればこそ。
風景写真に適したサイズを選ぶと良いでしょう。
安定性と携帯性のバランスを考え、自分に合った三脚を見つけることが肝心。
カメラバッグも専用のものを用意したいところ。
大切な機材を衝撃やホコリから守る、頼もしい相棒になってくれるはずです。
1万円(交通費)
ご朱印帳→1000円
あとお遍路さん用の鞄や靴を揃えるとお金がかかると思います。
鞄 1万円
2万円(宿泊費)
趣味に年間いくら使っていますか?
パワースポット巡りにかかる費用は、どれだけそこにのめり込むかによって大きく変わります。
近場の聖地を巡るぶんには、交通費と食事代くらい。
月に1~2箇所訪れる程度なら、5,000円も使わないかもしれません。
マイカー派なら燃料代が余計にかかりますが、それでも月1万円程度に収まるでしょう。
プチ旅行感覚で楽しめるのが、パワースポット巡りの魅力の1つ。
四季折々の絶景を感じられるのに、お手頃価格で趣味が満喫できるのは嬉しい限りですよね。
一方で、遠方の聖地を訪ねるとなると、一気に出費はかさみます。
宿泊費に、現地での飲食代、交通費、お土産代…。
カメラ好きなら、つい写真集やポストカードも買い込みたくなるもの。
本気でパワースポット巡りを楽しもうと思えば、1回の旅行で5万円は下らないかも。
聖地に宿泊して朝日や星空を見たいなら、どうしても泊まりがけは避けられません。
月に何度も足を運べば、あっという間に10万円以上が趣味に消えていく計算です。
とは言え、パワースポット巡りは日常を豊かにしてくれる尊い体験。
非日常の感動は、お金には代えがたい価値があるはず。
趣味にかけるお金は決して無駄ではないと、あえて言い切りたいもの。
自分なりの予算感覚を持ちつつ、賢明にパワースポットを楽しみたいですね。
聖地巡りに心躍らせながら、お財布とも相談しつつ…。
そんな風に上手に趣味とお金を両立できたら、最高のパワースポットライフが送れるはずです。
3万円(交通費)
1万円ほど→交通費
交通費、納経費、ホテル代、お賽銭などです。
交通費 7万円
2万円(宿泊費)
趣味に便利なサービス・アプリ
まとめ
![パワースポット巡りで周囲の町を散策する女性](https://hobby-discovery.com/wp-content/uploads/2021/03/be42bfc2b81b4cb27addff7a5266c9bd-1024x585.webp)
パワースポット巡りの魅力と注意点、お分かりいただけたでしょうか。
神聖な場所を訪ねるたび、非日常の感動が心を満たしてくれる。
そんなかけがえのない体験を、パワースポットは与えてくれるのです。
確かに聖地巡りは、出費もかさみがち。
訪れるまでのハードルの高さに、心が折れそうになることもあるかもしれません。
でも一度足を運べば、そこはもう日常を忘れさせてくれる特別な空間。
五感を研ぎ澄ませて味わう、何にも代えがたいひとときを過ごせるはずです。
そんな魔法のような体験を、パワースポットは惜しみなく与えてくれるのです。
疲れ果てた心に、どこか懐かしくもあたたかいぬくもりを与えてくれる。
そんな聖地の魅力を思えば、訪れるまでの苦労なんてちっぽけなこと。
たとえ遠くても、たとえ辿り着くまでが大変でも、特別な場所を目指す旅は意味があるはず。
日頃の何気ない日常も、パワースポット巡りで新たな輝きを放つことでしょう。
神聖な地が招いてくれた非日常の感動は、必ずやあなたを癒やし、力づけてくれるはずですから。
パワースポットの持つ神秘的な魅力が、少しでも伝わっていれば幸いです。
ぜひ一度、あなたも聖地に吹く風に身を委ね、非日常の感動を味わってみてくださいね。