こんにちは。今回は趣味探しをしている皆さんに「舞台鑑賞」という趣味をご紹介します。
舞台鑑賞は、演劇やミュージカル、オペラ、バレエなど多様なジャンルの舞台芸術を楽しむことができる趣味です。興味があるジャンルを見つけやすいのも魅力の一つ。きっとあなたの心に響く作品に出会えるはずです。俳優の息遣いまで感じられる臨場感と、その場にいるからこそ味わえる一体感は、舞台鑑賞ならではの醍醐味と言えるでしょう。
一人でじっくり作品に浸るのも良し、友人や家族と一緒に感動を分かち合うのも良し。会話のネタにもしやすく仕事にプライベート、思わぬところで役に立つことも。「休日は何をされてるんですか?」「色々な舞台を見て回ってます。見たい舞台がたくさんあって休日が足りないぐらいです」なんて返せるとちょっとかっこいいかもしれません。
若い世代から年配の方まで、幅広い年齢層の方に楽しんでいただける舞台鑑賞。この記事を読んで、少しでも「面白そうだな」と思ったら、ぜひ劇場に足を運んでみてください。きっとあなたの心に残る感動体験ができるはずです。
目次
こんな人におすすめ!
- 生の舞台芸術に触れてみたい人
- 芝居や音楽、ダンスなどの舞台パフォーマンスが好きな人
- 感動体験を求めている人
- 日常とは違う非日常の世界を体験したい人
- 作品について語り合える仲間を見つけたい人
- 教養を深めたい人
始めたきっかけ
舞台鑑賞を始めるきっかけは人それぞれですが、よくあるのが以下のようなケースです。
- 学生時代に演劇部や合唱部に所属していて、その延長で舞台鑑賞を始めた。
- 友人や家族に誘われて舞台を見に行ったのがきっかけで、その面白さにハマった。
- 好きな俳優や声優、アイドルの舞台出演を見るために足を運び、舞台の魅力に気づいた。
- 映画や小説が原作の舞台に興味を持ち、実際に観劇してみたら感動した。
きっかけはさまざまですが、一度舞台の魅力を体験してしまうと、その虜になってしまう人が多いのも舞台鑑賞の特徴です。
- TVで舞台を見て興味を持った(30代 女性)
- 大学生のとき、ふと興味をもって(20代 女性)
- 知り合いに誘われて初めて行った舞台が楽しかったから(30代 女性)
- 生で見たい俳優さんがいたから。(30代 女性)
- 母からの勧めで一緒に舞台を見たのがきっかけです。(30代 女性)
- 知り合いが舞台に立つことになり、鑑賞したのが始まり。(50代 男性)
よかったこと・メリット
舞台鑑賞の魅力は、何と言っても役者の生の演技を目の前で体験できることです。テレビや映画では味わえない臨場感と一体感が、観客席で体験できるのが舞台芸術の最大の魅力と言えるでしょう。役者の息遣いや熱気、感情の機微まで肌で感じられる生の演技は、スクリーンでは決して味わえない感動を与えてくれます。
舞台は生モノだからこそ、映画とは違った感動が得られるのも大きな魅力です。その瞬間でしか見られない演技や歌、音楽に触れられるのは、舞台ならではの醍醐味。また、演者が変われば、同じ作品でも違った表情を見せてくれるのが舞台の面白さでもあります。
また、演劇やミュージカル、オペラ、バレエなど、多様なジャンルの舞台芸術が存在するのも魅力の一つ。音楽を重視するのか、演技を重視するのか、個人の嗜好に合う作品が必ず見つかります。幅広いジャンルから自分好みの舞台を探せるのは、趣味として始める大きなメリットと言えるでしょう。
舞台は、日常から離れて心身をリフレッシュできる特別な体験でもあります。非日常の世界に浸ることで、日々のストレスから解放され、心が洗われるような時間を過ごせます。
舞台鑑賞は芸術性の高い作品に触れる機会でもあります。才能あふれる俳優陣が織りなす名演技や、斬新な演出、美しい舞台美術などは、日常生活では味わえない芸術体験を提供してくれます。質の高い舞台作品に触れることで、自分の創造力や感性を磨くことができるでしょう。
さらに舞台鑑賞は、公演後の感想を語り合う楽しみもあります。同じ作品を観た人と感想を共有し、討論することで、作品理解が深まるだけでなく、新しい視点や気づきを得ることもできます。共通の話題で盛り上がれる舞台仲間ができれば、舞台鑑賞がさらに楽しい趣味になること間違いなしです。
見に行くと役者さんの熱量や息づかいが感じられて見てるこちらの感情も動きます。
1回にかかる金額は大きいのですが、それでもまた行きたいと思えます。
原作を知らない作品は新しく出会え、知ってる作品は演じる方による違いを楽しめます。
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
ミュージカルはそれまで触れたことがほぼなかったのですが、なぜもっと早く見なかったのだろうと思ったほどです。
同じ演目でも演者さんが変われば新しい変化が生まれるので、何度も同じ公演を見に行きました。
(20代 女性 趣味歴3年以上)
(30代 女性 趣味歴 1年~3年未満)
実際に生で見ることで応援していることを伝えられるのが魅力。
同じ俳優さんを応援している方と知り合えて、社会人になってから新たに友だちができたのは嬉しかったです。
(30代 女性 趣味歴3年以上)
最初はそれほど舞台に興味関心はなく、母の付き添いで行きましたが、公演終了後には舞台の虜になっていました。
緊張感のある迫真のお芝居に圧倒され、舞台独特の世界観に引き込まれます。
舞台での演技をみると、感性が磨かれるような体験ができるのでオススメです。
(30代 女性 趣味歴3年以上)
(50代 男性 趣味歴3年以上)
残念なところも・デメリット
舞台鑑賞は魅力的な趣味ですが、いくつか注意点もあります。
まず、チケット代が高額になりがちなことが挙げられます。人気作品や有名俳優が出演する舞台になると、チケット代は数万円に跳ね上がることも。学生や社会人の方にとっては、気軽に足を運べない金額になってしまうかもしれません。
また、公演期間が限られているため、見たい舞台を見逃してしまうことも。上演期間は長くて1〜2ヶ月程度、短いものだと1週間ほどしかないこともあります。仕事や学業が忙しい時期と公演日程が被ってしまうと、チケットが取れても観劇が難しくなってしまうこともあるでしょう。
舞台によっては、物語が難解だったり、前提知識がないと理解しづらい作品もあります。演劇に詳しくない初心者の方にとっては、舞台の内容についていくのに苦労する場合も。作品に没頭できず、「お金を払って眠くなるだけだったな…」なんて残念な結果になってしまうかもしれません。
加えて、舞台は基本的に撮影禁止であるため、記録に残すことが難しいのも玉にキズ。感動の余韻に浸りたくても、時間の経過とともに記憶が薄れてしまうのは悲しいところです。昨今はライブ配信される舞台作品もありますが、生の舞台の臨場感には及びません。
とはいえ、これらのデメリットを補って余りある感動体験が舞台鑑賞にはあります。ちょっとした工夫と下調べをすれば、初心者でも十分楽しむことができるでしょう。
舞台鑑賞の楽しみ方:初心者から上級者まで
舞台鑑賞を始めたばかりの方は、まずは自分の好みの作品を見つけることから始めましょう。興味のあるジャンルの公演から観劇してみて、徐々に視野を広げていくのがおすすめです。
舞台初心者の方は、まずは有名な作品や話題の公演を鑑賞するのも良いでしょう。ミュージカルなら『ライオンキング』や『レ・ミゼラブル』、宝塚歌劇団の公演など、知名度の高い作品から入るのがおすすめ。クチコミなどを参考に、万人ウケしそうな公演を選ぶと、舞台の面白さを感じやすいはずです。
より理解を深めるためには、舞台について学ぶことも大切。劇場で販売されているパンフレットを読んだり、演劇に関する書籍を読んだりすることで、舞台芸術への理解が深まります。作品の時代背景や登場人物について予備知識を入れておくと、当日の鑑賞がさらに面白くなるでしょう。
また、同じ作品を複数回鑑賞するのも舞台の楽しみ方の一つ。配役が変わることで、また違った魅力を発見できます。前回とは違うセリフ回しや表情の変化を楽しむのも、リピーターならではの醍醐味ですね。
舞台俳優のファンになったら、出演舞台を追いかけるのも面白いでしょう。俳優の新たな一面を発見できるはずです。お気に入りの俳優が見つかれば、舞台通いが楽しくなること間違いなし。
ワンランク上の舞台の楽しみ方は、舞台について語り合える仲間を作ること。感想を言い合ったり、作品を分析したりすることで、鑑賞の楽しさは2倍にも3倍にもなります。SNSで舞台好きな人を探してみるのもおすすめです。
始めるのにかかった費用・必要な道具
舞台鑑賞に必要な道具は、基本的にチケットのみ。ミュージカルなどの大掛かりな舞台になると、チケット代は1万円近くになることもありますが、小劇場の公演なら数千円で楽しめます。
初心者のうちは、手頃な価格の公演から始めるのが賢明。発売初日にチケットを買えば、比較的安価な席を確保できるはず。また、平日昼間の公演は料金設定が安めなので、予定が合えばお得に鑑賞できますよ。
また、舞台によってはオペラグラスがあると便利。キャスト全員の表情を楽しみたいなら、オペラグラスを持参しましょう。ただし、周囲の観客の迷惑にならないよう、使用マナーには十分気をつけてくださいね。
開演前には、劇場で上演中の作品のパンフレットを購入するのもおすすめ。出演者のプロフィールや舞台写真、作品解説などが掲載されているので、舞台をより深く理解するのに役立ちます。
1000円(交通費)
趣味に毎月いくら使っていますか?
舞台鑑賞にかける費用は、人それぞれの予算や観劇頻度によって大きく異なります。
たとえば、月に1本程度の舞台を鑑賞する場合、チケット代は平均して5,000円〜10,000円程度。これに交通費や食事代を加えると、1回の観劇で1万円近くかかることもあるでしょう。
一方、舞台が好きすぎて月に何本も観劇するヘビーユーザーともなれば、月の舞台代は5万円を超えることも。チケット代のほかにグッズ購入費などもかさむので、自身の予算とよく相談しながら舞台通いを楽しむことが大切です。
また、地方公共団体が主催する舞台などは、民間の公演に比べて料金が安く設定されている場合が多いので、お財布に優しい選択肢と言えるでしょう。
2千円(交通費)
1万円(グッズ代)
交通費 5千円
趣味に便利なサービス・アプリ
これから舞台鑑賞を趣味として始めよう、でもどんな舞台があるんだろう?という方は舞台情報が掲載されている情報サイトやチケット販売サイトを覗いてみるのがお勧めです。
- カンフェティ(演劇やクラシックなどのエンタメ情報サイト)
- CoRich舞台芸術
- チケットぴあ
- イープラス
- ウォーカープラス
まとめ
生の舞台パフォーマンスの感動を味わえる「舞台鑑賞」という趣味の紹介でした。
俳優の息づかいまで感じられる臨場感、作品世界に没頭できる感動体験は、舞台鑑賞ならではの魅力です。非日常の世界に浸れるのも大きな醍醐味。心が洗われるような芸術体験を、ぜひ劇場で味わってみてください。
初めての舞台鑑賞は、有名な作品や評判の良い公演から始めてみましょう。徐々に自分の好みの作品を見つけていけば、気づけば病みつきになっているはず。役者の新たな魅力を発見したり、舞台仲間と感想を語り合ったりと、舞台の楽しみ方は尽きません。
とはいえ、チケット代の高さや公演期間の限定など、舞台鑑賞ならではの注意点もあるのも事実。自分の予算と相談しながら、計画的に舞台を楽しむのが賢明です。
それでは、劇場で素敵な感動体験ができますように! カーテンコールの拍手を惜しまず、舞台鑑賞ライフを満喫してくださいね。