刺繍は手先の器用さが求められる芸術的な趣味です。
作品を仕上げる過程で集中力が養われ、作った作品に愛着が持てるのが魅力です。
手軽に始められてコスパも良く、ゆったりとした時間を楽しめる、癒しの趣味だと言えるでしょう。
目次
こんな人にお勧め!
- 細かい作業が得意な人
- 作品を作るプロセスが楽しい人
- 作ったものを大切にしたいと思う人
- 自分でデザインできることに興味がある人
始めたきっかけ
始めようと思ったきっかけで共通しているのは「作品作りへの憧れ」だと思います。
自分好みのデザインの服や小物を作れることに魅力を感じる方は多いのではないでしょうか。商品とは一味違う、オリジナルのアイテムを持ってみたい…そう思うのは当然のことです。
また、Instagramなどで刺繍作品を見て、その美しさに心をときめかせることもあるはず。「私もこんな作品が作れたら…」と思わずにはいられませんよね。
YouTubeの刺繍動画を見て、作る過程が面白そうだと感じることもあるのではないでしょうか。実際に作ってみたくなる魅力があるのは確かだと思います。
作品作りへのあこがれや好奇心が、刺繍を始めようと思う大きな理由になっている方が多いです。
- 手軽に、短時間でできる趣味が作りたかったため(30代 女性)
- 丁寧な暮らしに憧れてそういった類のブログなどを紹介するサイトで素敵な立体刺繍を見たことがきっかけです。(30代 女性)
- ネットで素敵な刺繍作品を見て、とても可愛いなと思い始めました。(20代 女性)
- 実家に帰った時に母親の引き出しで刺繍を見つけました。母親の話を聞いていて面白そうだと思ったので始めました。(20代 女性)
- インスタで、可愛い刺繍のイヤリングの写真を見つけて、これを自分でも作ってみたい!の思ったこと。(30代 女性)
- 家にいる時間が増えて、なにか趣味を見つけたいと思った時に刺繍に出会いました。(30代 女性)
- コロナで外出することが少なくなり、家です時間を過ごすことが多くなったので、在宅でできる新しい趣味を始めようと思ったから(30代 女性)
- 母親から、昔使っていた手芸の道具をもらい作ってみたのがきっかけです(30代 女性)
よかったこと・メリット
刺繍を始めて良かった点、メリットとしては以下の3点があげられます。
1つ目は、作品作りが集中力を高めてくれることです。
糸を通す作業に集中することで、日頃のストレスがリセットされ、気分も引き締まるようです。作業に集中すること自体がストレス解消になると言えます。
2つ目は、自分の作品を大切にできること。
自分でデザインし、時間をかけて仕上げた作品はとても愛着が湧きます。自分だけのオリジナルの一点物ができあがる喜びは大きいものがあります。
3つ目は、周囲からの称賛です。
刺繍は一般的にはあまりなじみがない趣味。作品を見せると「すごい!」と驚嘆の声をあげられることも多く、やりがいにつながります。
さらに、自分でハンカチに刺繍をしたり、コースターを作ったりすれば、オリジナルのものが作れるという手軽さがとても良いと感じました。
(30代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
少し失敗してしまっても味のある作品になるし、どうしても嫌だなって思ったらやり直しも効くところも私の性格に合っているようです。
プチプラのシンプルな無地のトートバッグでもワンポイントの刺繍を入れると世界に一つのお気に入りのバッグになります。
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
また、無地の服などに刺繍すると安物の服でも私だけの物感が出て愛着が増しました。
(20代 女性 趣味歴3年~5年未満)
とりあえず一冊本を買って試しに実際にやってみたのですが、とても集中して作業をしていたので一日経たないうちに一つ作品を作ることができました。
やったことがないことをこんなにすぐ習得できたので自分に自信がつきました。
(20代 女性 趣味歴 1年~3年未満)
一針一針と進めていく作業なので、慣れるまでは完成までに時間がかかり大変ですが、その分完成した時はかなりの喜びを感じることができます。
【良かったこと】
自分の周りでは、刺繍のイヤリングをしている子はいないので、人と被らないおしゃれを楽しめます。
また周りの子からも、それについてかなりの確率で触れてもらえ、さらに褒めてくれることが多いので嬉しいです。
(30代 女性 趣味歴0ヶ月~6ヶ月未満)
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
デザイン通りに刺繍をするのも良いですが、自分でデザインを考えオリジナルの図柄を作ることもできるのが楽しいです。
また、時間をかけて作るものなので、プレゼントすると心を込めたことが伝わり嬉しくなります。
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
ストレス発散にも繋がります。
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
残念なところも・デメリット
一方で、刺繍には以下のような残念な点やデメリットもあります。
まず、手先の器用さが求められること。
特に始めの内は針を刺すのに苦労したり、糸がもつれたりと、上手くいかないことも多いです。手先が不器用な人は挫折しやすいかもしれません。
次に、作業時間がかかること。
小さな刺繍でも数時間はかかり、大作になると数日要することも。時間に余裕がない人にはハードルが高い趣味といえます。
1から全て材料を揃えようとすると、結構お金がかかること。
学習方法を教えて下さい
刺繍の学習方法としては、初心者キットを購入して基礎を学ぶのがお勧めです。
キットには刺繍枠、針、糸がセットになっているので、すぐに練習を始められます。
基本の刺繍ステッチを繰り返し練習して、手慣らしをしていきましょう。
次のステップとして、簡単な刺繍パターンをダウンロードし、デザイン通りに刺繍してみるのが良いでしょう。パターンに沿って刺していく過程で、技術が磨かれていきます。
上達したら、自分でデザインしたオリジナルの刺繍にチャレンジ。デザイン力が問われますが、作る過程でさらに技術が向上するはずです。
YouTubeにたくさんの刺繍動画をアップされています
その動画は、初心者の自分が見てもわかりやすいような内容でとても見やすく、気に入っています。
おうち時間が落ち着いたら習いに行こうと思っています
自分よりも年齢が上の人たちが多いですが、刺繍の技術を教わることができとても助けられています。
始めるのにかかった費用・必要な道具
刺繍を始めるにあたっての費用は以下の通りです。
- 刺繍枠:1500円
- 刺繍針:300円
- 糸(数色セット):1500円
- 初心者キット:2500円
合計約6000円程度でスタートできます。
必要な道具は基本的に、刺繍枠、刺繍針、糸の3点セット。これがあれば練習できます。
刺繍糸、布
刺繍枠(600円)
図案集(1300円)
針(300円)
他の材料はすでに持ってものを使用しました。
布から色々な種類の針や糸まで。
なので500円くらいしかかかっていないと思います。
趣味に毎月いくら使っていますか?
刺繍の月間平均費用は、糸代が主な出費となります。
小物1点を作るのに糸代1000円程度かかるとすると、月2点制作する場合は約2000円の出費となります。
大作に取り組む月は1万円近くかかることもありますが、平均すると毎月3000円前後の出費になると思います。
布、糸
趣味に便利なサービス・アプリ
上手な人の動画を見て、やり方を常に学ぶことができスキルアップできる気がするから。
まとめ
刺繍は手作りの楽しみが味わえる穏やかな趣味です。
作る過程で集中力が養われ、完成した作品の達成感は大きなやりがいになります。
手軽に始められる点も魅力的です。
ゆったりとした時間を過ごせる癒しの趣味として、刺繍をお勧めします。