パンを作る楽しさ、知っていますか?
小麦粉と水、イーストと塩さえあれば、誰でも気軽に始められるのがパン作りの魅力。捏ねて、発酵させて、焼く。その工程に魅了されるあまり、パン作りにどっぷりはまってしまう人が続出しているんです。
カンタンなようで奥が深い、パン作りの世界。まだ趣味を見つけられていないあなたも、ぜひチャレンジしてみませんか。自分だけのとっておきの「おうちパン」を見つける楽しさを、体験してみてください。
目次
こんな人にお勧め!
- 小麦粉の変化を楽しみたい人
- 料理や製菓に興味がある人
- 手作りのパンを食べてみたい人
- 身近な材料でものづくりを体験したい人
- パン屋さん開業を目指している人
始めたきっかけ
パン作りを始めるきっかけは人それぞれですが、よくあるのが「美味しいパンを食べたい」という単純な動機。お店で美味しいパンを食べて、自分でも作ってみたくなる人は多いようです。
またパン好きな人から「これ、私が作ったんだよ」と手作りパンをもらって感動し、「私も作ってみたい!」と始める人もいます。お菓子作りが趣味の人が、パン作りにも興味を持つパターンも。
最近は外出自粛の影響で家で過ごす時間が増え、その間にパン作りを始めた人も多いとか。どんなきっかけであれ、一度パン作りの楽しさを知ってしまうと、きっとあなたもはまってしまいますよ。
- 会社の同僚からホームベーカリーを勧められたことがきっかけです。(30代 女性)
- 子供が小さいので働きにいけず節約のためにはじめました。(30代 女性)
- 元々パンが好きで、自分の好みの味のパンを追求するために作り始めました(20代 女性)
- 前からパンは好きで、それを知っている有人が紹介してくれた。(30代 女性)
- パンが好きだったから(30代 女性)
- もともとパン屋巡りを趣味にしていたのだが、パンを購入するのにお金がかかること、ある程度数を食べてきた中で「これ自分でも作れるのではないか」と思うようになったこと。(30代 女性)
- 以前パン教室で作ったパンをまた作ってみたら、家族に好評で褒められたから(50代 女性)
よかったこと・メリット
パン作りの魅力は、何といっても出来たてのパンが食べられること。焼きたてのパンの香ばしい香り、口の中でほわっと広がる柔らかな食感。お店で買うパンとはひと味違う美味しさを味わえます。
そしてパン作りの過程を楽しめるのも大きな魅力。生地を混ぜて、こねて、発酵させて、成形して…。パンができるまでの工程をコツコツとこなすのは、料理とはまた違う面白さがあります。小麦粉という同じ材料から、配合を変えたり製法を変えたりするだけで、さまざまな種類のパンが生み出せるのも醍醐味と言えるでしょう。
自分の手で作ったパンは、そのまま食べるのはもちろん、お友達にプレゼントするのもおすすめ。「手作りパンなんて珍しい!」と喜ばれること間違いなし。パン作りを通して交流の幅が広がるのも嬉しいポイントです。
(30代 女性 趣味歴3年以上)
(30代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
(20代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
(30代 女性 趣味歴3年以上)
(30代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
(30代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
手ごねで作ってちゃんと膨らむか、型に入れちゃんと焼けるか、何回作ってもドキドキします。
今は、教室には行けないのでサイトや本をみて、自分でアレンジしたり、コロナ禍のストレス発散にもちょうどよく、楽しめているので良かったです。
(50代 女性 趣味歴 1年~3年未満)
残念なところも・デメリット
まずは失敗が付きもの、ということ。焼き上がりが思っていたのと違う、なかなか理想の形にならない、などなど。でもそれも経験を重ねていけば問題なくなっていきますし、失敗の理由を考えるのも勉強になって面白いと思います。
もうひとつのデメリットは、ついつい熱中しすぎてしまうこと。生地の感触を確かめるのが好きすぎて、こねすぎてしまった…なんてこともあるかも。おいしいパンを作るのに必要なのは経験と知識。レシピ通りに作るだけでなく、生地の状態を見て判断したり、レシピにアレンジを加えたり。やればやるほどパンの奥深さにのめり込んでいってしまいます。
「パンばっかり食べてたら太っちゃう!」という心配をする人もいるかもしれません。でもご安心を。パン作りをしていると、添加物たっぷりの市販のパンよりも、自分で作った安心できるパンを食べるようになります。カロリーを考えた配合にしたり、野菜を練りこんだりすることもできるんです。パン作り歴が長い人ほど健康的になっている…なんて話も聞きますよ。
学習方法を教えて下さい
初めてパンを作る人は、まずは身近な人に教わるのがおすすめ。一緒にパンを作ってもらい、生地の感触や発酵具合の見極め方を体感するのがいちばんの近道です。
本を読んで独学で始めるのもアリ。図解入りのレシピ本を選べば、初心者でもわかりやすく、失敗も少ないはず。YouTubeなどの動画サイトで「パン作り」を検索すると、わかりやすいレッスン動画がたくさん出てきます。実際にパンを作っている様子を見られるのは参考になりますよ。
もっと本格的にパン作りを学びたい人は、パン教室に通うのもおすすめ。プロのパン職人から直接教わることができ、いろいろな疑問や悩みも解決してもらえます。パン作りの基礎からしっかり学べるので、これから本腰を入れてパン作りに取り組みたい人に向いています。
そしてSNSでパン作りの仲間を見つける方法も。インスタグラムなどを活用して、パン作りの輪を広げている人は大勢います。お気に入りのパン屋さんのアカウントをフォローしたり、パン作りの先輩たちと交流したり。情報交換しながら、楽しく学ぶことができますよ。
製品にもよるのかもしれませんけども。
始めるのにかかった費用・必要な道具
パン作りに最低限必要なのは、小麦粉、イースト、塩、そしてオーブンです。オーブンさえあれば、1000円もあれば十分に始められます。
後は、こね台(のし板でもOK)、ボウル、ふきん、計量カップとスプーンがあると便利。焼き上がったパンを切るためのパン切りナイフや、バターやジャムを塗るためのナイフも用意しておきましょう。
本格的にパン作りを楽しむなら、ホームベーカリーの購入がおすすめ。1万円前後から5万円程度のものまでいろいろなタイプがあり、予算と目的に合わせて選べます。パン生地の混ぜるこねるから、発酵、焼き上げまでを全自動でやってくれるので、忙しい人でも失敗知らずでパンが作れると人気です。
パンミックス:分量にもよるが、500-1,000円程度
趣味に毎月いくら使っていますか?
パン作りにかかる主な出費は材料費。小麦粉やバター、ドライフルーツなどを使うので、レシピによってはそれなりに費用がかかります。毎日パンを焼いている人の平均的な材料費は月3000円程度。週末だけ趣味でパンを作る人なら1000円くらいでしょうか。
パン教室に通う場合は、1回3000円~5000円程度が相場。月2回のペースで通うと、月1万円くらいの出費になります。
道具を揃える際も、最初は少し出費がかさむかも。でも自分の目的やレベルに合ったアイテムを少しずつ揃えていけば、無理のない範囲で始められますよ。
イースト菌 約500円
砂糖 500円
塩 500円
パン型を買う時3000円
趣味に便利なサービス・アプリ
まとめ
パン作りの魅力、伝わりましたか?
小麦粉と水を混ぜるところから、出来上がったパンを食べるまでのすべての過程が楽しめるのがパン作りの醍醐味。忙しい日々の中で、パン生地に向き合う時間はきっと特別なものになるはずです。
失敗を恐れずチャレンジすること。そしてたくさん作って、たくさん食べること。それがおいしいパン作りへの一番の近道。あなたの心に寄り添う、おいしくて温かな「おうちパン」を見つけてくださいね。