甘いお菓子を食べると幸せな気分になれるのは、誰もが経験したことがあるはず。でも自分の手で、好きなお菓子を作る喜びを知っている人は、どれだけいるでしょうか。
バターと砂糖と小麦粉とたまご。ほんの少しの材料と、ちょっぴりの勇気があれば、今日からあなたもお菓子作りの世界へ飛び込めます。
見た目も味もプロ級のお菓子を作れたときの達成感。大切な人が喜ぶ顔を見られたときの幸福感。お菓子作りを趣味にすれば、そんな特別な体験を思う存分味わえるんです。
お菓子作りの楽しさを、ぜひあなたも味わってみませんか?
目次
こんな人にお勧め!
- 甘いものが大好きな人
- 手先が器用な人
- 家にいる時間を充実させたい人
- 大切な人へ手作りプレゼントを贈りたい人
- カフェ開業を夢見ている人
始めたきっかけ
お菓子作りを始めるきっかけで多いのが、店頭に並ぶ美しいケーキやクッキーを見て「自分でも作ってみたい!」と感じること。たとえば、ショーウィンドウに飾られたカラフルなマカロンに一目惚れして、レシピ本を買って挑戦してみた、なんていうパターンです。
また手作りのお菓子をもらって、そのおいしさと手作りの温かみに感動するのもよくあるきっかけ。「あんなに喜んでもらえるなら私も」と、大切な人へのプレゼント作りから始める人は少なくありません。
子供ができたことで「手作りのおやつを食べさせてあげたい」とお菓子作りを始めるパパやママも多いようです。市販のお菓子じゃ物足りない!安心安全な材料で作ったお菓子を子供に食べさせたい。そんな想いからお菓子作りの世界に足を踏み入れるのだとか。
また子供に「あのケーキ食べたい!」「あのクッキーが欲しい!」とねだられたのをきっかけに、お菓子作りを始める人もいるんだとか。子供の笑顔のためなら頑張れる!と、子供のリクエストに応えるために奮闘するパパやママの姿は微笑ましいですね。
お菓子作り経験者の多くは「お菓子を作っている時間がなんだか楽しくて、気づいたらすっかりはまっていた」そう話しています。最初のきっかけはささやかなものでも、いつの間にかお菓子作りの虜になっているんですね。
- 育児の中で、安心安全なおやつを子供達と食べられたらと思って始めました。(40代 女性)
- 子どもがドーナツを食べたいと言い、たまたまレシピを見たところ自分でも作れそうと思った為です。(30代 男性)
- もともとお菓子作りが得意なママ友がいて、お菓子作りは、育児の合間の隙間時間で可能で、自分もリフレッシュができつつ、家族にも作ったお菓子で喜んでもらえて最適だということで紹介されて始めました。(30代 女性)
- お休みの日を充実させ、食べる楽しみもあるので始めました。(30代 女性)
- 子供が生まれたことをきっかけに作るようになりました。(40代 女性)
よかったこと・メリット
お菓子作りの魅力はなんといっても、自分好みの味や見た目のお菓子が作れること。砂糖の量を加減したり、好みのデコレーションを施したり。いつでも自分仕様のスイーツが味わえる幸せったらありません。
そして手作りのお菓子をプレゼントするのも、お菓子作りの醍醐味のひとつ。大切な人の誕生日やバレンタインデー、ちょっとした感謝の気持ちを込めて手作りのお菓子を贈れば、もらった人の笑顔は二倍にも三倍にもなるはず。お菓子を通して、あなたの思いが相手にしっかり伝わるのです。
時間をかけて手作りしたお菓子は、見た目も味も作り手の人柄が表れるもの。「素敵なお菓子を作る人はきっと素敵な人なんだろうな」そう思わせるパワーが手作りにはあります。お菓子作りを通して、あなたの魅力もより一層引き立つことでしょう。
(40代 女性 趣味歴3年以上)
いろいろな作り方や味もあるので奥深さを感じ魅力をもちました。今では子どもたちと一緒に作って楽しんでいます。
(30代 男性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
(30代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
(30代 女性 趣味歴3年以上)
ヘルシーに作ったおやつを親子で食べられるようになったことがとても良かったと思います。
(40代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
残念なところも・デメリット
ただしお菓子作りを趣味にするには、いくつか覚悟が必要かも。
まずは、失敗は付きものということ。お菓子作りは材料の分量や温度管理などが繊細なので、少しの手間の差で失敗につながります。どんなにレシピ通りに作っても、思い通りの出来栄えにならないのはよくあること。でもだからこそ成功した時の喜びは何倍にも膨らむのです。失敗を恐れずチャレンジする心構えが大切ですよ。
お菓子作りにハマりすぎるのも、ちょっぴり注意が必要かも。気がつけば毎日キッチンに立ち、休日はお菓子のレシピ本を読み漁っている…なんて人も。でもそれだけ楽しく熱中できるのは、お菓子作りの大きな魅力。無理のない範囲で、思う存分お菓子作りを楽しむのが一番です。
お菓子作りの難点をひとつ挙げるとすれば、それは出来上がったお菓子を食べ過ぎてしまうこと。自分の作ったお菓子だから、ついつい食が進んでしまうもの。でもお菓子作りの腕が上がれば、自然と砂糖や生クリームを控えめにしたヘルシーなお菓子作りができるように。カロリーを抑えつつ、満足度の高いお菓子作りを目指しましょう。
材料が勿体なかったです。
学習方法を教えて下さい
お菓子作り初心者にまずおすすめしたいのが、お菓子作りの本を読むこと。今は本屋さんで丁寧なレシピ本が豊富に揃っているので、自分の作りたいお菓子にぴったりの1冊が必ず見つかるはず。写真付きのレシピを参考に、まずは失敗を恐れずにチャレンジしてみましょう。
最近ではYouTubeなどの動画サイトにも、わかりやすいお菓子作りのレッスン動画がたくさんアップされています。文字だけのレシピ本よりもイメージがつかみやすいので、ぜひ活用してみてください。
お菓子作りをもっと本格的に学びたい人には、お菓子教室がおすすめ。プロのお菓子作りのテクニックを習得できるのはもちろん、味見を交えながらのレッスンは、自宅では味わえない特別な体験ができます。お菓子作りの基礎を学んだら、今度は自宅でアレンジを加えて、オリジナルのお菓子作りに挑戦してみるのも楽しいですよ。
お菓子作りを趣味にしている人の多くは、SNSでお菓子作りの輪を広げています。インスタグラムやTwitterで、素敵なお菓子の写真を投稿したり、お気に入りのお菓子作りアカウントをフォローしたり。お菓子作りの楽しさを共有し、情報交換することで、さらにお菓子作りへの意欲が高まること間違いなしです。
アプリの他にYouTubeにもチャンネルがあります。
クラシル – レシピ動画で料理がおいしく作れる
dely, Inc.無料posted withアプリーチ
途中で味見をしながら砂糖の量は調節します。
目からウロコの作り方が見つかったりして、楽しいです。
クックパッド -No.1料理レシピ検索アプリ
Cookpad Inc.無料posted withアプリーチ
始めるのにかかった費用・必要な道具
お菓子作りに最低限必要なのは、材料のバター、砂糖、小麦粉、卵と、オーブンです。
ケーキなら20cmのケーキ型、クッキーならオーブンシートも必要になります。
泡立て器や菜箸、ゴムベラなど、ある程度の道具は普段のお料理でも使っているのでは?
あとは計量スプーンとカップ、あればデジタルスケールがあると、より正確に材料を量ることができます。
次のステップとしては、絞り袋やガスバーナーの購入がおすすめ。絞り袋を使えば、クッキーやシュークリームに、よりきれいな形を表現できるように。ガスバーナーは、焼き菓子の表面に焼き色をつけるのに重宝します。
もっと本格的にお菓子作りを極めたい人は、ミキサーや中華まな板の購入を検討してみては。それなりの予算は必要ですが、より本格的な菓子作りにはかかせないアイテムです。自分の目的とレベルに合わせて、少しずつ道具を揃えていくのがおすすめですよ。
趣味に毎月いくら使っていますか?
お菓子作りにかかる主な出費は材料費。
バターや生クリーム、チョコレートなどを使うので、作る菓子によってはそれなりの出費になります。
週1回ペースでお菓子を作る人の平均的な材料費は、月3000円程度といわれています。もちろん作る量によって多少の差はありますが、月1万円以内におさまることがほとんどです。
お菓子教室に通う場合は、1回のレッスン料が3000円~5000円程度。月2回のペースで通うなら、月1万円程度の費用がかかる計算です。
お菓子作りの道具を揃える際も、ある程度の出費は覚悟が必要。でも自分の予算とペースに合わせて少しずつ揃えていけば、それほど負担にはならないはず。むしろ新しい道具を使ってお菓子作りができる喜びのほうが大きいかもしれません。
趣味に便利なサービス・アプリ
レシピ動画も豊富にあるので助かりますね
1つのお菓子でも何通りかの作り方が出てくるので、重宝しています。
まとめ
お菓子作りの楽しさ、伝わりましたか?
材料を混ぜて、焼いて、飾り付ける。そのワクワクする工程のすべてを存分に楽しめるのが、お菓子作りの魅力です。最初は失敗の連続かもしれません。でもその失敗を糧に、今度はもっとおいしいお菓子を作ろうと頑張れる。そんな創意工夫の連続にやりがいを感じるはずです。
大切な人への手作りプレゼントとして。ちょっとした自分へのご褒美として。あなただけのとっておきのお菓子を、ぜひ見つけてくださいね。