自分を表現したい、心にゆとりを持たせたい――。
そんなあなたに俳句をおすすめします。
季節感を大切にした短い文章で、日々の出来事を五七五のリズムで表現する俳句は、誰にでもできる趣味です。
言葉による自己表現で心を癒やし、生活の楽しみを広げましょう。
目次
こんな人にお勧め!
俳句は性別や年齢を問わず楽しむことができます。
言葉遊びが好きな人、自然を感じるのが好きな人におすすめです。
言葉で思いを表現したい人や、生活の中にゆとりを持たせたい人にも合っているでしょう。
俳句を通じて、自分と向き合う時間が持てるのが魅力です。
始めたきっかけ

俳句を始めるきっかけとして多いのが、教養を深めたい、心にゆとりを持たせたい、という思いです。
俳句には自然への畏敬の念や命の尊さなど、大切な心が育まれます。
また、身近な出来事を短い言葉で表現することは、自分を見つめ直す良い機会となります。
俳句を通じて日々の暮らしを充実させたいと考えている人は、俳句をはじめてみることをおすすめします。
季節の移ろいを感じ取ることが好きという人も、俳句を始めるきっかけになります。
俳句では季節感が大切で、一句の中に季節を表現することが多いのが特徴です。季節の移ろいを五七五のリズムで表現できるようになることで、感性が豊かになります。
- サラリーマン俳句が面白く、興味をもったからです。(50代 女性)
- 知り合いの方から、句会に欠員が出たからやってみないかと誘われましたら(30代 女性)
- きっかけは祖母と見ていたプレバトです。(30代 女性)
- テレビを見て自分もしたいと思った。(40代 女性)
- 頭の体操のために始めました。(60歳以上 男性)
- 普通ですがプレバトきっかけで、楽しいと思いました。(30代 女性)
- おーいお茶の裏ラベルを見て(30代 男性)
- 妻の曾祖母が俳人だったと知り、興味をもったのがきっかけでした。(50代 男性)
よかったこと・メリット
俳句をはじめるメリットは多岐にわたります。
まず、言葉で思いを表現する力が身につきます。俳句は短い文章であることから、必要な言葉を選び、表現を凝縮する力が養われます。日常会話だけでなく、文章を書く際にも役立つでしょう。
次に、自然への関心が高まります。季節感を表現する俳句を作るために、季節の移ろいや身の回りの自然に目を向けることになり、感性が研ぎ澄まされます。
そして、他者理解が深まります。句会では他者の作品を講評し合うことで、多様な視点に触れることができます。他者の視点を知ることは、人間理解を深める上で大切な学びとなるでしょう。
このように、俳句を通じて得られるものは自分磨きに大いに役立ち、生活の質を高めてくれるのです。
(50代 女性 趣味歴0ヶ月~6ヶ月未満)
また、他の世代、とくに年配の方と知り合い交流するきっかけになりました。こういったことも俳句の魅力だと思います。
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
(40代 女性 趣味歴 1年~3年未満)
俳句の友達もたくさんできました。
それからとても頭の体操になります。5、7、5にするために考えますし、基本的には季語を入れますので、逆に勉強になるのでありがたいです。年齢に負けないで頑張れます。
(60歳以上 男性 趣味歴5年以上)
(30代 女性 趣味歴3年~5年未満)
また多少のユーモアも備わった気がするので以前よりも人と打ち解けやすくなりました。
また、日常の細かいところにも目が行くようになり些細な出来事にも思いを巡らす機会が増え単調な日常にも少し彩を感じることできるようになった点が私の感じる俳句の魅力です。
(30代 男性 趣味歴1年~3年未満)
その過程で色々と調べ事をしたり言葉の言い回しなどにも気を遣うようになったので、教養を高める効果があったかもしれません。
また、サークル活動を通じて仲間が増えたり、交流が広がったことも良かった点だと思います。
(50代 男性 趣味歴5年以上)
残念なところも・デメリット

俳句には大きな敷居があると感じる人もいるでしょう。作品に対する評価が気になる、自分に表現力がない、技術的なことが分からない、などの理由です。
しかし、俳句には正解はなく、作り方の決まりごとも少ないので、大胆に表現してみることができます。句会に参加すれば、先輩俳人から丁寧に指導してもらえるでしょう。
また、俳句では切れ字が多用されるため、意味が分かりづらいことがあります。しかし、定型句や季語を徐々に学んでいけば、自然と理解できるようになります。難しく考えすぎずに、楽しみながら作句を続けることが大切です。
学習方法を教えて下さい
俳句の学習方法としては、まず入門書を読んで基礎知識を学ぶことをおすすめします。その上で、実際に作句をしながら、師匠の指導を受けるのが一番です。句会に参加すると、先輩から直接アドバイスがもらえます。
作品を発表する機会も大切です。コンクールへの応募や、ステップアップを図るために作品を投句雑誌に送るなどしてみましょう。投句雑誌では指導俳人から講評がもらえます。
また、名句の多読や古典の学習も重要です。先人の作品から学ぶことは大きな財産となります。以上の学習を繰り返すことで、確実に実力がついていきます。
祖母は興味が元々ありましたがわたしは俳句は全く分からないため、夏井いつき先生の俳句チャンネルをYouTubeで見たり、俳句教室に通ったりしました
始めるのにかかった費用・必要な道具

俳句を始めるにあたって特別な用具は必要ありません。筆記用具があれば作句は可能です。句会に参加する場合は月会費がかかりますが、入会金などの負担は少ないでしょう。
投句雑誌に作品を送る場合、切手代等がかかります。コンクールへの応募では応募料が必要になることが多いでしょう。
句集や入門書の購入費用はかかりますが数千円程度です。
以上を考えると、思った以上に安上がりな趣味といえます。
100円(ノート)
200円(筆ペン)
1,320円(カラー短冊15枚)
それ以外にはたいした出費はないので、20,000円以内には収まっていたはずです。
趣味に毎月いくら使っていますか?
2,852円(短冊)
趣味に便利なサービス・アプリ
まとめ

俳句は日本の伝統文化でありながら、年齢や性別を問わず気軽にはじめられる趣味です。
季節感を大切にしながら、短いフレーズで思いを込める俳句は、豊かな人生を送る上で心地よい癒しとなることでしょう。
始めるためのハードルも低く、生活の一部として取り入れやすい趣味といえます。
「自己表現する楽しみが広がる」そんな魅力あふれる俳句を、ぜひあなたもはじめてみませんか。