伝統あるボードゲームの王様「チェス」。一見難しそうに見えますが、実は老若男女問わず楽しめるゲームなんです。
頭を使う点は他のボードゲームと変わりませんが、ルールを覚えてしまえば白熱した戦いが楽しめますよ。
知的な遊びを通して打ち込める趣味を探している方にぴったりの趣味だと思います。
目次
こんな人にお勧め!
- 頭を使うゲームで遊びたい人
- 1対1の真剣勝負を楽しみたい人
- 世界中の人と対戦できる遊びを探している人
- パズルやクイズ感覚で楽しめる趣味が欲しい人
- 室内でできる趣味を探している人
始めたきっかけ

定番のボードゲームということで、子供の頃に遊んだ経験がきっかけで大人になってからチェスにハマる人は多いようです。
学生時代に遊んでいたけれど、社会人になって再びチェスの面白さに気づいた、なんていう人もいるみたいですね。
最近ではインターネットでオンライン対戦ができるようになったことで、いつでも対局相手が見つかるのも始めるきっかけの1つだそうです。
他にも、将棋や囲碁といった頭脳ゲームに興味を持ったことがチェスにつながったという人もちらほら。
頭を使う遊びの入門としてチェスを始める人もいるんだとか。
小さなお子さんがいる家庭だと、子供に遊び方を教えてあげようと思ったのがきっかけで、結果的に親もハマってしまう、なんてケースもあるみたいですよ。
- 暇なときに何となくPCのゲームで少し触ってみて、あまり難しくなさそうなのに戦略が立てられそうなところが気に入って詳しいルールを知りたくなりました。(30代 女性)
- テレビドラマ相棒をみて、水谷豊さんがチェスをやっているシーンをみて(男性 50代)
- 家飲みで暇つぶしにやったのがきっかけでした。楽しかったので自分でもやるようになりました。(20代 女性)
- 暇つぶしにスマートフォンのゲームで、コンピュータ相手にチェスのゲームを行い、勝てたのがきっかけです。(30代 女性)
- 友人がしていたことからです。(40代 女性)
- 子供が保育園で遊んでおり、家でもやりたいと言ったから(20代 女性)
よかったこと・メリット
何よりチェスの魅力は、ゲーム性の高さにあります。
シンプルなルールながら、99%同じ展開になることはない、奥深い戦略性を持つゲームなんですね。
相手の手を読みつつ、自分の戦略を立てて、時には相手を欺くフェイントを仕掛けたりと、知的なゲームを心ゆくまで堪能できます。
対局中は頭を悩ませることも多いですが、勝負が決まった瞬間の爽快感はクセになりますよ。
チェスの面白さがわかってくると、ただ指す楽しみだけでなく、棋書を読んで戦術を研究したり、過去の名勝負を鑑賞して感動したり、とチェスの世界を存分に楽しめるようになります。
家族や友人との対戦はもちろん、世界中のプレイヤーとオンラインで対局できるのも醍醐味。
レベルに合わせて対戦相手を見つけられるので、いつでも白熱した真剣勝負を楽しむことができるんです。
子供の教育的な観点から見ても、論理的思考力、集中力、忍耐力など、子供の成長に良い影響を与えてくれる趣味だと言えるでしょう。
大人にとっても、頭の体操になり、ストレス解消や脳の活性化に役立ちます。
美しいデザインの駒を眺めるだけでも楽しいし、重厚な本格的なセットを使うと気分が高まりますよね。
何より、何歳からでも始められて、一生楽しめる趣味というのが大きな魅力だと思います。
チェス盤自体もインテリア的に好きなので、しょっちゅうやるわけではなくても置いてあっても嫌な気持ちにならない点も個人的に良い点だったと思います。
(30代 女性 趣味歴1年~3年未満)
(50代 男性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
(20代 女性 趣味歴1年~3年未満)
(30代 女性 趣味歴3年以上)
(40代 女性 趣味歴0ヶ月~6ヶ月未満)
のめり込んで真剣にやっても子供に負けることもしばしば笑
将棋に似たルールですが、将棋にはないルールもあってそこが盲点だったりして、そこをつかれると悔しいし面白いです。
(20代 女性 趣味歴1年~3年未満)
残念なところも・デメリット

チェスにもデメリットがないわけではありません。
何といっても、覚えることが多いというのがハードルの1つ。
ルールだけでなく、定跡と呼ばれる序盤の手順、戦術、エンドゲームでの詰み方など、おぼえることは少なくありません。
はじめは楽しく遊べても、段々と理解が追いつかなくなって挫折してしまう人もいるみたい。
チェスに詳しい人と一緒に遊ぶのはいいのですが、実力差がありすぎると教えてもらうどころか圧倒されてしまうこともあるでしょう。
対局中は常に頭を使うので、疲れを感じやすいのもデメリットの1つかもしれません。
チェスに熱中するあまり、勉強や仕事をおろそかにしてしまう恐れもゼロではありませんから、遊びすぎには注意が必要ですね。
そして、ある程度本格的に取り組もうと思うと、必然的にお金もかかってきます。
いいセットを揃えるとなると、それなりに高価な買い物になりますからね。
とはいえ、最初は安価な駒でも問題ありませんし、むしろ安いセットで試してみて、面白さを感じてから購入を検討するのが賢明だと思います。
専らオンライン対戦ばかりになりますね。
今はスマートフォン向けアプリのおかげで気軽にオンラインで対局相手が見つかるようになって嬉しいです。
学習方法を教えて下さい
チェスのルールは、本を読んだりインターネットの情報を見たりすれば、独学でもすぐに覚えられます。
基本のルールを理解したら、まずはひたすら対局あるのみ。
身近にチェス仲間がいない場合は、オンライン対戦で実践経験を積むのがお勧めです。
対局を重ねるうちに少しずつコツが掴めてきて、自然と上達していくはずです。
もっとうまくなりたい人は、教本を読んで定跡を覚えたり、過去の名勝負を研究したりしているようですね。
日本でもプロ棋士が執筆した良書が出版されているので、真剣に取り組みたい人は本を買って勉強するといいでしょう。
最近ではYouTubeにチェスの解説動画があったりするので、わかりやすく学べるのでおすすめですよ。
実戦形式の問題集を利用して、対局形式で復習するのも効果的だと聞きます。
それ以外にも、地域のチェスサークルに入って対面で指導してもらったり、大会に参加してみたりするのもいいかもしれません。
ただ、何よりも大切なのは、楽しみながら続けること。
あまり難しく考えすぎるよりも、自分のペースで長く遊び続ける方が上達への近道だと思いますよ。
分からないところを都度都度調べながらといった感じです。
初級でも勝てない事があるので、まだまだです。
どこで対局相手を見つけていますか?
始めるのにかかった費用・必要な道具

チェスに必要な道具は、基本的にチェスセットのみ。
安いセットなら1,000円程度から購入できますし、頑丈なプラスチック製の駒なら長く使えるのでコスパは悪くありません。
本格志向の人なら、木製の高級セットを揃えるのもいいかもしれません。
一生モノのセットともなれば1万円以上する豪華なものもありますが、あくまで見た目や質感の違いなので、強くなるために必須という訳ではありませんからね。
自分の好みとお財布に合わせて、ゆっくりと吟味して購入を検討するのがいいと思います。
それ以外には、PCやスマホがあれば、アプリを使ってオンライン対戦を楽しむことができます。
多くの場合は無料で遊べるので、試しにやってみるのにちょうどいいですよ。
趣味に毎月いくら使っていますか?
チェスセットを1つ購入すれば、それだけで末永く遊べるのがチェスの良いところ。
もちろん、飽きたら別のデザインの駒を買い足したりする人もいますが、月々で必ずお金がかかるような趣味ではありません。
強くなるために教本を買ったり、大会に参加したりするようになれば、それなりに出費はあるかもしれません。
が、あくまで任意なので、無理のない範囲で構いません。
オンライン対戦も基本無料なので、1ヶ月遊び続けても月額費用は発生しません。
チェスにどれだけお金をかけるかは、その人の熱量次第だと言えるでしょう。
でも、お金をかけすぎて生活が苦しくなっては元も子もありません。
無理のない範囲でチェスライフを楽しむのが賢明だと思いますよ。
趣味に便利なサービス・アプリ
色んなチェスアプリに手を出してしっくり来るのを探すのも楽しいかも
まとめ

今回はボードゲームの王様と呼ばれるチェスの魅力について書いてみました。
シンプルなルールでありながら、実に奥深い駆け引きが楽しめるチェス。
誰でも手軽に始められて、いくつになっても楽しめる趣味だと思います。
もちろん、覚えることは多いですし、ついのめり込みすぎてしまう恐れもあります。
ですが、楽しみながら適度に遊べば、生涯打ち込める趣味として最適なのではないでしょうか。
興味を持たれた方は、ぜひチェスの魅力を体験してみてくださいね。
最初はチェスアプリで軽く始めてみるのもありだと思います。
きっとあなたもチェスの虜になってしまうかもしれませんよ!