柔らかな音色が心地よい「クラシックギター」をご存知ですか?
スペインの情緒を感じさせるナイロン弦の響きは、聴く人の心を穏やかに包み込んでくれます。
そんなクラシックギターは、大人になってから始めるのにぴったりの楽器なんです。
優雅な音色に耳を傾けながら、豊かな趣味人生を満喫してみませんか。
こんな人におすすめ!
- 優雅な趣味で充実した時間を過ごしたい人
- アコースティックな音色を楽しみたい人
- 一人の時間を豊かに過ごしたい人
- 初心者でも始めやすい楽器を探している人
- ストレス解消に最適な趣味を探している人
始めたきっかけ
![クラシックギターを練習する男性](https://hobby-discovery.com/wp-content/uploads/2021/01/ccd094a385a927004085df26551a3411-1024x585.webp)
クラシックギターを始めるきっかけは人それぞれですが、映画や旅行で出会ったギターの音色に心を奪われるパターンが多いようです。
スペインを旅した時に耳にした情熱的なフラメンコギターに魅了され、帰国後にクラシックギターを始める人もいるとか。
またクラシック音楽に興味があって、ピアノの代わりにギターを選ぶ人も少なくありません。
ギターなら持ち運びも練習もしやすいですからね。
中にはジャズギターに憧れていたのに、いつの間にかクラシックの虜になってしまう人も。
アコースティックギターの優しい音色に惹かれて始める人もいれば、大人の余暇を優雅に彩る趣味を探してクラシックギターに出会う人もいるようです。
たまたまコンサートで聴いたギターの調べに感銘を受けて始める人もいるんですって。
きっかけはなんであれ、一度クラシックギターの魅力に触れたら最後、虜になること間違いなしの楽器なんです。
- 禁じられた遊びが弾けるようになりたくて始めました。(50代 男性)
- 仕事場の忘年会でバンドをすることになったこと(20代 女性)
- ギターでひいてみたい曲があった(30代 女性)
- 主人の祖父の使っていたギターが眠ったままで、勿体ないと思ったからです。(30代 女性)
- 音楽動画(ひき語りサイト)を見るようになってからです(20代 男性)
- 学生の頃から吹奏楽に入っていてトランペットを長年履いていたのですが、吹奏楽から離れて、1人でも音楽をたのしみたかったのと、歌うのが好きで弾き語りをしてみたかったからです。(20代 女性)
よかったこと・メリット
何といっても、クラシックギターの最大の魅力は優雅な音色。
ナイロン弦ならではの柔らかな響きは、聴く人の心を和ませてくれます。
繊細な表現力は感性を豊かにしてくれるはず。
クラシックの名曲の数々を奏でれば、至福のひとときを味わえること間違いなしです。
しかも初心者に嬉しいのが、手軽に始められるという点。
ピアノと比べると、ギターは気軽に持ち運べるので練習場所に困りません。
電子ピアノとは違い、アンプなどの機材も不要。
自宅でもどこでも、好きな時に練習を楽しめるのは大きな魅力ですよね。
また、クラシックギターの練習は脳の活性化にも効果的だと言われています。
複雑な指使いや、楽譜を読み取る行為は脳に良い刺激を与えてくれるんだとか。
認知症予防にもおすすめの趣味として注目されているんですよ。
大人になってから始める習い事としては、かなりお得感のある趣味だと言えそうです。
さらに、クラシックギターは奏者の個性が出しやすいのも特徴。
エレキギターと違い、音作りに機材はほとんど必要ありません。
自分の表現力が、そのまま音楽に反映されるのがクラシックギターなんです。
奏者の感性がダイレクトに伝わるその表現力は、聴く人の心を揺さぶってくれるはず。
自己表現の手段としても、ギターほど優れた楽器はないかもしれません。
そしてなにより、一人で完結できる気ままさがクラシックギターの大きな強み。
人に気兼ねすることなく、いつでも好きな時に弾ける楽器はそうありません。
忙しい毎日の合間に、ギターを片手に自分だけの時間を過ごす。
そんな贅沢な時間は、大人だからこそ得られる特権だと言えるでしょう。
(50代 男性 趣味歴3年以上)
(20代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
広がっていくのがいいですね。
大人になってからもまだまだ成長できるんだということを音楽を通して学ぶことができました。また、集中力も身についたような感じがするし、良い気分転換にもなっていたと思います。
(30代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
しかし、クラシックギターは音色が柔らかく、曲も素敵なものが多く、何よりピックを使わず指で弾くのが自分に合っていてよかったです。タンゴやフォルクローレに使われているのも魅力的です。
(30代 女性 趣味歴0ヶ月~6ヶ月未満)
また、実際にライブ会場で個人参加させてもらえるような機会も増えて音楽関係者とのつながりも増えてメジャーに楽しめる趣味だと思いました。
(20代 男性 趣味歴3年以上)
ゆっくりなテンポだけど、曲が弾けるようになるとほんとに達成感があり、いろんな曲がもっと弾けるようになりたいと思えました。
(20代 女性 趣味歴6ヶ月~1年未満)
残念なところも・デメリット
![クラシックギターを弾く男性と喜ぶ孫](https://hobby-discovery.com/wp-content/uploads/2021/01/de98d36d40474b83341c7fc63c30f7ed-1024x585.webp)
クラシックギターを始めるにあたって、難しく感じる部分もあるかもしれません。
まず覚えることが多いのがネックかも。
運指や楽譜の読み方など、最初は戸惑うこともあるでしょう。
押さえるコードの種類も多いので、なかなか思うように指が動かないもどかしさを感じるはず。
また、美しい音を奏でるには正しい姿勢と手の使い方が不可欠。
体の使い方ひとつで、音色は大きく変わってしまうもの。
自然体で弾けるようになるには、地道なトレーニングが欠かせません。
コツコツ練習を積み重ねても、理想の音を出すのはなかなか難しいかも。
クラシックギターは、どちらかというと地味な印象の楽器。
派手なパフォーマンスはできませんし、ステージ映えもイマイチかもしれません。
みんなで楽しむというよりは、一人で静かに楽しむのに向いている楽器だと言えるでしょう。
もしバンドでギターを弾きたいなら、エレキギターの方が適しているかもしれませんね。
そしてギターを続けていく中で、「音色作り」の追求は終わりの見えない旅になるかも。
こだわれば際限なく機材や楽器にお金をつぎ込んでしまいがちですからね。
予算オーバーには十分気をつけたいところです。
かといって安物ギターでは、いい音は出せません。
良い楽器を見極める目を養うのにも、時間はかかるでしょう。
学習方法を教えて下さい
クラシックギターを始めるなら、まずは基本中の基本をおさえることが大切。
入門書でコードの覚え方、楽譜の読み方をマスターするのが先決です。
曲が弾けるようになるまでは、コツコツ反復練習あるのみ。
スマホのアプリなども上手に活用しながら、地道に練習を積むことが上達への近道と言えるでしょう。
クラシックギターは適切な指導者のもとで学ぶのが理想的。
奏法や体の使い方など、基礎をしっかり身につけるには先生の助言が欠かせません。
自己流になりすぎず、プロに習うことで上達は格段に早まるはず。
最初は月に1〜2回のペースでレッスンを受けるのがおすすめ。
マンツーマンレッスンならではの、きめ細やかな指導を受けられるのは大きなメリットです。
独学でやるなら、YouTubeなどの動画サイトを活用するのも手。
一流奏者のテクニックを間近で見られるのは、ネット動画ならではの醍醐味。
手本となる演奏を参考にしながら、コツコツ練習に励むのが賢明でしょう。
途中で壁にぶつかっても、諦めずに練習を続けることが何より大切。
日々の小さな進歩を信じて、地道に腕を磨いていきたいものです。
クラシックギターは、仲間と一緒に合奏するのもおすすめ。
一人で弾くのとはまた違う楽しさを味わえるはず。
親しい友人を誘って、アンサンブルに挑戦してみるのはいかがでしょう。
互いの音を聴き合いながら奏でるハーモニーは、かけがえのない体験になるはず。
生涯の友と出会えるかもしれない、ギターアンサンブルの魅力を味わってみてくださいね。
色んな楽器の学習コースがあります。
書籍「アコースティックギター 入門」
始めるのにかかった費用・必要な道具
![クラシックギターでセッションするおばあさん](https://hobby-discovery.com/wp-content/uploads/2021/01/b49aed159ec1f166b41558a92cb9e0ef-1024x585.webp)
クラシックギターを始めるのに必要なのは、何といってもギター本体。
初心者向けのエントリーモデルなら、5万円程度から購入できます。
個人的なおすすめは、ヤマハのCGシリーズ。
コストパフォーマンスに優れた、初心者に優しいギターだと言えるでしょう。
もう少し良い音が欲しいなら、中級機を選ぶのもあり。
10〜20万円くらいの価格帯なら、銘器と呼ばれるようなギターも見つかるはず。
よりなめらかで芳醇な音色を楽しみたいなら、ここは奮発したいところですね。
もちろんチューナーや譜面台、ギタースタンドなどの小物も必要になってきます。
でも、あまり高いものでなくても大丈夫。
最初のうちは、できるだけ良いギター本体に予算を割くのが賢明でしょう。
あとはギターケース代や教則本、楽譜の費用も忘れずに。
初心者セットを購入すれば、これらがまとめて手に入るのでお得感があります。
自分の予算とニーズに合わせて、賢く楽器を選ぶのが肝心ですね。
レッスンに通うとなれば、また月謝などの費用も必要になってきます。
個人教室なら月に1万円前後、音楽教室なら数千円程度が相場でしょう。
楽器の値段と比べれば、それほど大きな出費ではありませんが、コツコツ積み重なっていくもの。
無理のない範囲で続けられるペースを見つけることが大切だと言えますね。
その他は自宅にあるものを使用
趣味に毎月いくら使っていますか?
クラシックギターにどれだけ費用をかけるかは、その人の熱量次第。
初心者の間はさほどお金はかからないかもしれませんが、エキスパートを目指すとなると話は別。
こだわりの楽器を求めて、何十万円も投資する猛者もいるんだとか。
有名ギタリストが愛用するような銘器になると、車が買えてしまうほどの大金が必要になるそうな。
とはいえ趣味の世界、あまりお金のことを気にしすぎても仕方ありません。
自分なりのペースでステップアップしていけば、それで十分。
月々の小遣いの範囲内で、ギターライフを充実させるのが賢明だと言えるでしょう。
それでも、やっぱり良い楽器は欲しくなってしまうもの。
クラシックギターに魅了された時、お金のことなんて些細に思えてしまうのかもしれません。
でも、ギターへの愛と現実のバランスは大切に。
楽器にいくらつぎ込んでも、音楽への情熱には代えられませんからね。
初心者のうちは、むやみに高価な道具を揃えるよりも、まずは練習あるのみ。
コツコツ腕を磨いて、自分に合った相棒を見つけるのが先決です。
上達して初めて手に入る感動を、ギターケースにしまっておくのはもったいない。
今日も練習に励んで、いつかは憧れの銘器を手にする日を夢見ましょう。
まとめ
![川辺でクラシックギターを弾く男性](https://hobby-discovery.com/wp-content/uploads/2021/01/804805c5a2d39dd131846e7186540af2-1024x585.png)
大人の趣味にこそおすすめしたい「クラシックギター」の魅力、お伝えできましたでしょうか。
静かに佇むギターから紡ぎ出されるメロディは、きっと奏でる人の感性を豊かにしてくれるはず。
指先から繰り出される旋律に耳を澄ませば、日々の喧騒から解き放たれる至福のひとときが待っているでしょう。
クラシックの名曲を奏でる喜び、初心者だからこそ味わえる感動。
それは、大人になってこそわかる音楽の深い味わい。
若い頃には感じることのできなかった、ギターの繊細な表現力に酔いしれる。
それこそが、大人がギターを始める醍醐味なのではないでしょうか。
ギターを手にした時、あなたはきっと新しい自分と出会えるはず。
穏やかなギターの調べは、あなたの内なる思いを呼び覚ましてくれるでしょう。
優しいメロディーに心を委ねて、自分だけの音楽の世界へ飛び込んでみてください。
きっと、人生が色鮮やかに彩られるはずです。
読んでいるうちに、クラシックギターを手に取りたくなってきませんか?
優雅な音色を奏でながら過ごす、至福のひととき。
そんな贅沢な時間を過ごせるのは、大人の特権かもしれません。
若い頃にはわからなかった、音楽の奥深い味わいを堪能できる喜び。
それを知るためにも、ギターを始めてみる価値は十分にあると思うんです。
でも、いきなり弾けるようになろうとは思わないこと。
初心者ならではの、ぎこちない演奏を楽しむことから始めましょう。
ギターに触れることを心から楽しむこと。
それこそが上達への一番の近道だと、私は思うのです。
そうして少しずつ腕を上げていったら、いつかはあこがれの曲も弾けるようになるはず。
月明かりに照らされたベランダで、しっとりとギターを奏でる。
そんな風流な時間を過ごせる日が、遠からずやってくるでしょう。
ギターの練習に励む中で、音楽に真摯に向き合う自分を発見できたら。
スペインの香りが漂うメロディから人生の機微を感じ取れたら。
クラシックギターは、きっとあなたの感性を磨いてくれる最高の趣味になるはずです。
さあ、優雅なクラシックギターの世界へ。
あなたを待つ至福のひとときを、存分に味わってみてはいかがでしょうか。
きっと、人生の新しいページが開かれるはずですよ。